関西・大阪近郊の白鳳女子短期大学。JR大阪駅から大和路快速で約30分。保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・中学校教諭(音楽)・理学療法士・言語聴覚士・看護師・助産師・保健師・養護教諭の育成と外国人留学生。専攻科は(独法)大学評価・学位授与機構認定専攻科



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理学療法士を養成する
日本唯一の女子短大
「第3の医学」と言われるほど重要になったリハビリテーション。理学療法士はその中心的存在として安定した需要に支えられています。本学は理学療法士を育成する日本唯一の女子短期大学として、女性のきめ細やかさを活かして患者さんと信頼関係をつくれる人材を育成。本学の教育に対する評価は高く、1期生から就職率100%を達成しました。
学外実習と試験対策は
早期から実施
本学がとくに力を注いでいるのが実習指導と国家試験対策です。1年次の早期から学外で実習を行い、患者さんをはじめとする対人コミュニケーションの重要性を学習。その後もさまざまな実習プログラムに参加して臨床力を着実に高めます。また、国家試験対策も1年次から計画的に実施し、全員合格をめざして指導します。



国家試験全員合格に向けた教育は、さっそく入学時からスタートします。
通常の試験問題対策とともに、学生がお互いに試験問題をレクチャーしあうことで理解を深めるグループワーク形式の演習も取り入れています。レクチャーを担当するためには、その問題の背景知識を含む深い理解が必要であり、この方法で学生たちは知識量を増やしています。
このほか、多くの養成機関では試験直前に行われる専門の模擬試験を2年次に行うことで早い時期に自分の相対的な力量をはかるなど、本学独自の取り組みにより着実に実力をつけていきます。さらに、3年次の臨床実習終了後は、国家試験直前対策として集中的な答案練習で万全を図り、全員が合格できるよう徹底的な指導を展開しています。

臨床現場で活躍する女性理学療法士を招き講演を行うなどして、将来、女性の特性を生かした理学療法士として活躍するための考察を重ねていきます。
骨格、筋肉、神経ごとに各組織の名称や役割を学習。人体の仕組みと構造を体系的に理解し、医療人に不可欠な基礎知識を身につけます。
リハビリテーションを単に療法の一つとして位置づけるのではなく、人間らしく生きるための学問・技術という立場から学びます。
理学療法の歴史や療法のプロセスなどを学習。そうした知識とともに理学療法士が人間に対する思いやりが欠かせない仕事であることへの気づきも促します。
日常生活活動における基本動作・応用動作についての分析・評価ができる知識を修得。患者さんの主体的な日常生活の実現に必要な支援方法を学びます。
運動機能障害について人体の構造面から学習。関節可動域運動や筋力増強運動などの実際的方法も学び、臨床での問題解決力を身につけていきます。


本学は理学療法士の養成課程をもつ全国で唯一の女子短期大学。急増する女性理学療法士の養成という社会のニーズに応えています。事実、欧米では理学療法士のほとんどが女性であり、日本でも今後いっそうの活躍が期待されています。授業では第一線で活躍中の女性理学療法士を講師に招くなど、女性の特性を活かしたリハビリテーションのあり方を追究。また、学生からは「女性同士なので実習でも気兼ねなく学べる」という学習環境のよさを評価する声が挙がっています。
専攻ごとに海外研修を行うなど国際理解教育に力を注ぐ本学では、リハビリテーション学専攻においても海外研修を実施する予定です。
この海外研修では、本学の海外教育の拠点である「西大和学園海外教育センター」の全面バックアップのもと、アメリカの医療施設に立ち入り、現地の理学療法士の役割を詳細に視察する計画です。
患者さんとのかかわり、リハビリテーションの技術、他セクションとの連携など、日本とアメリカの違いを学ぶことで、理学療法士としての教養を高め、視野を広げていきます。



本学のリハビリテーション学専攻に対する期待は高く、常に定員を上回る求人が寄せられています。さらに理学療法士への高い需要にも支えられ、就職状況は良好。就職率100%を達成しています。就職率もさることながら、就職内容も特筆すべきものがあり、多くの学生が大阪・奈良のトップクラスの病院に就職。そのうち若干名の希望者が保健施設に就職しています。
■就職実績(2009年度・2010年度卒業生)
実践力の育成は、本学の大きな教育目標。そのため、実際に施設で学ぶ臨床実習先として、国公立病院などを中心に先進的なリハビリテーションに取り組むとともに、すぐれた指導者がそろう施設を精選。ハイレベルな臨床実習を実現できる環境を整えました。また、医療機関だけではなく、今後理学療法士の活躍が期待される、老人保健施設にも出向く機会を設けています。
大阪や奈良をはじめとする関西圏内で臨床実習ができるのも本学の魅力です。移動時間が少ないだけではなく、臨床実習で疑問や不安が発生したときでも、すぐに学校に戻って教員の助言を受けることができます。また遠方に出向く場合は宿泊費などが学生負担となってしまいますが、本学ならそうした経費も必要ありません。
本学の実習先病院(一部)

松田 紀実子 さん
大阪府・宣真高校出身
リハビリテーション学専攻(理学療法士養成課程) 2年(取材時)
最初は4年制大学に行くつもりでしたが、白鳳で専攻科に行けばプラス1年で学士も取れるし、在学中にそれを選択できると聞いて、ここに決めました。解剖学、運動学、生理学など、理学療法士の勉強は幅広くて大変。2年になると専門分野が増え、難しいし、覚えることも多いけれど、理学療法士になるための勉強だと思うと苦になりません。わからないことは友達と相談し合ったり、先生にも気軽に聞きに行ける環境です。
理学療法をもう少し学びたいので、専攻科理学療法学課程への内部進学を考えています。できる限りの知識や技術を吸収してから現場に出た方が、自分にとっても患者さんにとっても、いいんじゃないかな。今は、同じ理学療法士という目標に向かって、仲間と一緒に、楽しみながら頑張っています。

宮本 真帆 さん
三重県・上野高校出身
リハビリテーション学専攻(理学療法士養成課程) 2年(取材時)
女性が理学療法士をめざすのに有利な点が多いだろうと考えて、女子短大の白鳳を選びました。実技も気楽にできるし、臨床経験豊かな女性の先生方から教えていただくことも多く、女性理学療法士としての臨床方法などを学ぶこともできます。
印象に残っている講義は「解剖実習」。実際に病院へ行き、腕や足の標本を見ながら、筋肉の仕組みを学びました。また、1週間の臨床実習では、3年生の先輩と一緒に病院へ。理学療法士の仕事を体験しましたが、先生の質問に答えられなくて、勉強不足を感じました。
今は毎日の小テストのために、勉強の日々。また、週1回の国家試験対策テストにも真剣に取り組み、頑張っています。
将来は専攻科言語聴覚学課程に進学し、治療の幅を広げたいとも考えています。

白鳳女子短期大学 リハビリテーション学専攻 2011年3月卒業
井手 くるみ さん
星ヶ丘厚生年金病院 理学療法士(取材時)
白鳳のいいところは、臨床経験豊富な先生方や外部講師の方々が多く、面白い話やいろいろな意見が聞けるところ。興味があれば、よく授業後に話を聞きに行きましたし、今でも何かあれば連絡しています。学び続けたい専門分野「脊髄損傷」の疾患を知ったのも、講師の先生の授業で。「脊髄損傷」の患者さんには日常生活の動作すべてを一から支援しないといけないのですが、理学療法士の力でその方の生活が大きく変わることに感動、深く勉強したいと思いました。
就職か専攻科への進学か悩みましたが、リハビリテーション医療に力を入れる当病院で求人が出ると聞き、「脊髄損傷」の患者さんに関われると就職を決意。今、脊髄損傷の患者さんのリハビリテーションを担当しています。理学療法士は私の天職。患者さんのことを第一に考えられるよう、もっと成長したいです。