大和大学白鳳短期大学部

進化を止めるな。

高みに向かい、可能性の頂点へと。

FOUNDING SPIRIT

建学の精神

科学技術の進歩は多くの未知を解明し、私たちの生活に豊かさと安楽を与えてくれた一方で、自然環境の破壊や生活環境の激変が、新たな危機と不安とを私たちの心にもたらしつつある。科学技術の進展と高度成長を支えた過去の教育に欠けていたのは、「人間とは何か」という根本的な洞察である。今、必要とされるのは既知の知識の体系ではなく、「自己とは何か」という真摯な問いかけと、総体としての人間を洞察する、柔軟かつ鋭敏な感受性にほかならない。

また、現在は国境を越えた人間と情報のやりとりが日常化し、「国際化」がしきりに叫ばれている。しかし、わが国における「国際化」とは、明治以来、単なる「西洋化」を意味している場合が多かったのではないだろうか。真の国際化を達成するためには、まず自己を知り、自己の属する文化を学ばなければならない。日本の歴史・文化・芸術等に対して深い理解をもち、その上で他者、すなわち異文化との対話をくりかえすことによって、 初めて国際人と呼ばれるにふさわしい資格を身につけることができると考える。こうした認識のもとに、私たちは白鳳短期大学を創設した。白鳳とは、学び舎の位置する大和盆地に、かつて国際性豊かな芸術文化を実らせた白鳳時代から取った名称である。この名には私たちの文化の源流をたずねる意味と同時に、未来の蒼穹にはばたく鳳たらんとする祈願がこめられている。

「自己をみつめ、他者を知る」真の国際人を 養成することが、私たちの願いである。一層の激動が予想される新世紀にあたって、白鳳短期大学は、地球上のいかなる場所にあっても真を愛し、善を求め、美を願う人間を育成せんとする希求の、ささやかな礎石たらんとの思いをもって歩んでまいりたい。

※2023年4月に大和大学白鳳短期大学部へ名称変更

EDUCATIONAL PURPOSES / GOALS

教育の目的・目標

教育の目的

社会の要請に応え得る人材の育成

こども教育専攻 保育・教育の充実を求める社会のニーズに応え、未来の社会を支える尊い職業に携わる使命感、責任感、そして愛情を持った良質な保育者・教育者を育成する。
リハビリテーション学専攻 リハビリテーションを必要とする人の側に立ち、対象者の人権・価値観を尊重しながら、機能回復に必要となるリハビリテーションの知識・技術・態度を身につけたセラピストを育成する。
看護学専攻 豊かな人格と広範な視野をもって看護学の発展に寄与でき、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力を持った看護師を育成する。

教育の目標

豊かな人間性 / グローバルな視野
高いコミュニケーション能力 / 高度な専門的知識

こども教育専攻
  • 保育者としての使命感・倫理観を身につける。
  • 公平で偏りのないものの見方を身につける。
  • 周囲と連携を図るためのコミュニケーション能力の獲得。
  • 高度な専門的知識と状況に応じた的確な判断力の獲得。
リハビリテーション学専攻
  • 人間に対する深い愛情、思いやりの心を育てる。
  • 人に対する洞察力を養い、“気づく”ことのできる力を育てる。
  • 社会やチームの一員としての協調性とコミュニケーション能力を育てる。
  • リハビリテーションの専門家として高度な知識と技術を身につける。
看護学専攻
  • 相手を思いやり、他者を尊重する豊かな感性を育てる。
  • 多様な価値観を認めるグローバルな視野と思考力を養成する。
  • 社会貢献に必要とされるコミュニケーション能力を獲得する。
  • 最新の看護技術に対応する高度な専門知識と論理的思考力を獲得する。

ADMISSION POLICY

入学者受け入れの方針
(アドミッションポリシー)

人間に強い関心を寄せ、広く社会に貢献することをめざす学生

こども教育専攻
  • 保育・教育に興味・関心があり、これらを学ぶ意欲と向上心を有する学生。
  • 地域や社会の一員として、貢献しようとする意識を有する学生。
  • 良心に従い、温かい思いやりと心を持ち、他人との円滑な交流を好んでできる学生。
  • 目標に向けて努力する学生。
リハビリテーション学専攻
  • セラピストの仕事に魅力を感じる学生。
  • 人を思いやり、相手の立場に立って物事を考えることのできる学生。
  • 人とのコミュニケーションが好きで、仲間と協力し合うことのできる学生。
  • 自己を律することができ、根気よく努力できる学生。
看護学専攻
  • 人々の健康を支えるという側面から問題意識を持ち、看護の実践に取り組む高い志を持つ学生。
  • 相手を思いやり、周囲と協力していく姿勢を持つ学生。
  • 物事に対し、確かな考えや意見を持つ学生。
  • 柔軟な発想と論理的思考力の基礎となる学力を有する学生。

CURRICULUM POLICY

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラムポリシー)

  • 教育上の目的を達成するために必要な授業科目を開設し、体系的に教育課程を編成する。
  • 教育課程の編成に当たっては国際化・情報化時代に対応できる人材育成を旨とする教育目標の実現を目指し、豊かな人間性を涵養するよう配慮する。

学位授与の方針に則り、以下の4つの目的のいずれかに沿って体系的に教育課程を編成している。

こども教育専攻
  • 職業的使命感・倫理観を培う。
  • 公平・不偏なものの見方を身につける。
  • コミュニケーション能力を高める。
  • 保育・幼児教育に関する専門的知識と状況判断力を身につける。
リハビリテーション学専攻
  • 人間に対する理解を深め、他者への思いやりを涵養する。
  • 周囲や環境に対する鋭い洞察力と広い視野を獲得する。
  • 周囲の人間と協力しあうことができる能力と姿勢を養う。
  • リハビリテーションに関する高度な知識、技術と態度を修得する。
看護学専攻
  • 人間性と奉仕の精神を高める。
  • 社会と他者に対するグローバルな視野を獲得する。
  • コミュニケーション能力とリーダーシップを高める。
  • 看護に関する高度な専門的知識と論理的思考を学ぶ。

DIPLOMA POLICY

学位授与の方針
(ディプロマポリシー)

  • 自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断・行動できる。
  • 多様な価値観と個性を認め、偏りのないものの見方ができる。
  • 自らを律しつつ、他人と協調し、他人を思いやる心を持つことができる。
  • 高度な専門的知識と技術を有し、社会に貢献できる。
こども教育専攻
  • 保育者としての使命感・倫理観を身につけている。
  • 公平で偏りのないものの見方を身につけている。
  • 人と連携を図るためのコミュニケーション能力を有している。
  • 高度な専門的知識を有し、状況に応じた的確な判断をすることができる。
リハビリテーション学専攻
  • 人間に対する深い思いやりを持っている。
  • 周囲や環境に対して鋭い洞察力と広い視野を持っている。
  • チームの一員としての協調性、連帯意識を持っている。
  • 専門的で高度な知識・技術を修得している。
看護学専攻
  • 豊かな人間性と人間愛、自他の人権の尊重を基盤とした価値観を持っている。
  • 多様な価値観と個性に対応するグローバルな視野と思考力を有している。
  • コミュニケーション能力とそれに基づく協調性とリーダーシップを身につけている。
  • 確固とした基礎学力に基づいた専門的知識・技術と論理的思考力を持っている。

ASSESSMENT POLICY

学修成果の評価方針
(アセスメントポリシー)

本学は、「建学の精神」、「教育の目的・目標」を実現するために、アドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーとしてその方針を定め、教育活動を進めるとともに、恒常的な教育の質保証と改善に努めている。これらの方針の達成状況、教育効果並びに学生の学修成果に対する測定・評価指標は、機関(大学)、教育課程(学科・専攻)、科目の3つのレベルに対して、全学として以下のように定める。
評価主体/時期 入学前・入学直後

アドミッションポリシーを満たす人材かどうかの検証

在学中(単位認定・進級判定)

カリキュラムポリシーに則って学修が 進められているかどうかの検証

卒業時(卒業後)

ディプロマポリシーを満たす人材になったかどうかの検証

大学全体レベル
  • 各種入学試験
  • 調査書等の記載内容
  • 面接、志願理由書等
  • 入学時満足度調査
  • GPA
  • 修得単位数
  • 模擬試験
  • 学修行動調査
  • 授業アンケート
  • 退学率
  • 休学率
  • 卒業時満足度調査
  • 学位授与数
  • 国家試験合格率
  • 就職率
  • 卒業率
  • 卒業生アンケート
専攻レベル
  • 各種入学試験
  • 入学前課題
  • 面接、志願理由書等
  • 入学時満足度調査
  • GPA
  • 修得単位数
  • 模擬試験
  • 授業アンケート
  • 免許、資格取得数
  • 離学率
  • 休学率
  • 学位授与数
  • 国家試験合格率
  • 免許、資格取得数
  • 就職率
  • 卒業率
  • 就職先へのアンケート
科目レベル
  • 入学後実力試験
  • 成績評価
  • 授業アンケート
  • ポートフォリオ

MESSAGE

学長メッセージ


学生を第一に考える教授陣とともに、
白鳳で高い「人間力」を身につけてほしい。

本学は「教育」「保育」「看護・リハビリ」の各分野で活躍できるスペシャリストを養成する短期大学です。
確かな教養、そして豊かな人間性・社会性を兼ね備えた人間力のある各分野の真のスペシャリストの育成をめざします。
「学生のために何が出来るか」を常に考え、学生一人ひとりに情熱を傾ける教授陣とともに将来の夢の実現に向けて素晴らしいスタートを切ることを望んでいます。
白鳳はあなたの未来を力強く支える存在でありたいと願っています。

中山 智子
大和大学白鳳短期大学部 学長

HISTORY

沿革

1998年 白鳳女子短期大学国際人間学科開学
山折哲雄初代学長就任
開学式ならびに第1回入学式を挙行
米国ロサンゼルスに白鳳カリフォルニアセンターを開設
1999年 キャンパス内に国際交流会館竣工
2000年 第1回卒業式挙行
中本克美第2代学長就任
2002年 幼児保育専攻設置
開学5周年記念式典挙行
松本伸司第3代学長就任
2004年 国際人間学科を総合人間学科に名称変更
2005年 看護学専攻設置
2007年 理学療法学専攻および専攻科助産学専攻・地域看護学専攻設置
創立10周年記念式典挙行
2009年 理学療法学専攻をリハビリテーション学専攻に名称変更
2010年 幼児保育専攻をこども保育専攻に名称変更
こども保育専攻に小学校教員教職課程設置
専攻科疾患別理学療法学専攻設置
2011年 専攻科疾患別理学療法学専攻を専攻科リハビリテーション学専攻に名称変更
専攻科リハビリテーション学専攻に言語聴覚学課程・理学療法学課程設置
2012年 こども保育専攻をこども教育専攻に名称変更
嶋田健男第4代学長就任
2014年 平林春行第5代学長就任
2015年 白鳳短期大学に名称変更
総合人間学科 リハビリテーション学専攻、専攻科リハビリテーション学専攻 男女共学スタート
2016年 リハビリテーション学専攻に作業療法学課程設置
2017年 創立20周年記念式典挙行
2019年 専攻科リハビリテーション学専攻に作業療法学課程設置
2021年 中山智子第6代学長就任
2023年 大和大学白鳳短期大学部へ名称変更

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